概要
リールは、ロールを用いてスラブを曲げ成形する装置であり、筒状部材、テーパ部材など異なる形状の部品を成形することができ、非常に重要な加工装置である。リールの動作原理は、液圧、機械力などの外力の作用によって、作動ロールを運動させ、それによって板材を押曲または巻曲成形することである。形状の異なる作業ロールの回転運動や位置変化に応じて、楕円形部材、円弧部材、筒形部材などの部品を加工することができる。
動作原理
対称式リール上ロールは2つの下ロールの中央対称位置で油圧シリンダ内の油圧油を通じてピストンに作用して垂直昇降運動を行い、主減速機の最終段歯車を通じて2つの下ロール歯車の噛合回転運動を動かし、ロール板材にトルクを提供する。スプール機の規格が平らな塑性金属板は、スプール機の3本の作業ロール(2本の下ロール、1本の上ロール)の間を通過し、上ロールの下圧及び下ロールの回転運動によって、金属板を複数回連続的に曲げ(内層圧縮変形、中層不変、外層延伸変形)、永久的な塑性変形を発生させ、必要な円筒、円錐筒又はそれらの一部に巻く。この油圧式3ロールリール機の欠点は、板材端部が他の設備を用いてプリベンドする必要があることである。この巻き取り機は50 mm以上の厚さの大型巻き取り機に適しており、2次ロールの下部には1列の固定トロールが追加され、2次ロールスパンが短縮され、それによって巻き取りワークの精度と機械全体の性能が向上する。
技術パラメータ
規格型番 |
さいだいまきあつさ |
最大プリベンド厚さ Max.pre-rolling thickness (mm) |
最大ロール幅 |
上ロール直径 |
メインモータパワー |
W11SNC-12x2000 |
12 |
10 |
2000 |
250 |
5.5 |
W11SNC-16x2000 |
16 |
12 |
2000 |
255 |
7.5 |
W11SNC-16x2500 |
16 |
12 |
2500 |
300 |
15 |
W11SNC-18x3000 |
18 |
14 |
3000 |
350 |
15 |
W11SNC-20x3000 |
20 |
16 |
3000 |
375 |
18.5 |
W11SNC-25x2500 |
25 |
20 |
2500 |
380 |
22 |
W11SNC-30x2500 |
30 |
25 |
2500 |
410 |
30 |
W11SNC-30x3000 |
30 |
25 |
3000 |
450 |
37 |
W11SNC-32x3000 |
32 |
28 |
3000 |
480 |
37 |
W11SNC-35x2500 |
35 |
30 |
2500 |
460 |
37 |
W11SNC-35x3000 |
35 |
30 |
3000 |
510 |
45 |
W11SNC-40x2500 |
40 |
35 |
2500 |
500 |
45 |
W11SNC-40x3000 |
40 |
35 |
3000 |
540 |
55 |
W11SNC-40x4000 |
40 |
32 |
4000 |
610 |
55 |
W11SNC-45x3000 |
45 |
40 |
3000 |
590 |
55 |
W11SNC-45x4000 |
45 |
40 |
4000 |
660 |
55 |